『Chair』

ショートアニメ『Chair』完成しました。
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CHAIR
ショートアニメ『Chair』は日本アニメーション協会の上映イベントの15秒アニメーションのコーナーにて上映されます。
完成品は47秒なのですが、15秒に収めるために大幅にシーンをカットしました。
 
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コマ撮り用 追加の制作物

 
追加の制作 横顔
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スケッチから
 
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スタイロフォームに石塑粘土を半立体になるよに貼り付けていく。
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着色
 
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和紙に髪の毛の色を塗り風になびくパーツとしてはりつける。
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コマ撮りテスト
 
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追加の制作  白い鳥
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針金で作った可動躯体に和紙を貼り付けていく。
 
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羽の表情を付けていく。
 
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着色

コマ撮りした素材ムービー

コマ撮り用人形に着色

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はじめはグレーをベースにトーンを描き分けていきます。
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コマ撮り用の人形だけでなく椅子にも着色していきます。
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下地塗りはこんな感じです。
 
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サイズの違う手も急遽制作することにした。
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針金と化粧用パフとたこ糸で形成していく。
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皮膚として和紙を貼り付けていく。
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肌色の着色
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数段階にわたってキャラクターたちに色を塗り重ねていきます。
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椅子たちの着色も完了。
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キャラクターの着色仕上がりはこんな具合。
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コマ撮りする準備が整いました。

あらたに躯体制作 その2

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もう一段階の粘土作業
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化粧用パフを整形して首の可動部を覆う。
薄い和紙で可動する関節部を覆い、指先もカバー。
襟元も和紙で形成していきます。
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猫にもくしゃくしゃにした和紙で肉付けをしていきます。
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和紙をこより状にして髪の毛にボリュームを足していきます。
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チョッキも着けました。
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ほぼコマ撮り用の躯体ができあがってきました。
 

あらたに躯体制作中

 
 
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ショートアニメーション用のコンテから
 
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ショートアニメーション用の関節が可動する躯体を制作しています。
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太さの違う針金を材料として使用しています。
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可動しない部位に石塑粘土を付けて造形していきます。
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サイズもほぼ設計図通りに作っていきます。
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サブキャラの猫の躯体も同時進行で制作していきます。
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主人公の頭部の造形もスタイロフォームをベースに石塑粘土で造形しました。
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粘土が乾いたら造形もつぎの段階に入ります。
 

「富嶽」Making

2年越しで学生も世代交替しながら『富嶽』を完成させることができました。
追加撮影と編集の様子です。
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絵コンテのようなもの
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黒板にも作業イメージを板写して互いの作業が響き合うよう共通のコンセンサスを図ります。
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とりの羽ばたきのアニメートの覚え描き
 
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鳥の羽ばたきシーンのコマ撮りの様子
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鳥の撮影が終わりおつかれさまのポーズです!
 
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コンポジット作業中

 
最終のカットも取り終えあとは編集作業を残すのみ!
 

「いっすんぼうし」Making

2年生のクラス16名の編成で実験アニメ授業を受け持つことになり、パペットアニメ制作に挑戦することになりました。
前期約3ヶ月間、週1回3コマ授業での進行です。
どのように制作を進めるのか、指導する自分にとっても毎回のワークショップがチャレンジの連続です。
今回は16名全員で「いっすんぼうし」を共同で制作することに決定しました。
参加する学生全員が自分の担当するキャラクターをデザインし人形を制作してコマ撮りも担当する。
そういうスタイルで行くことに決めました。
 
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統一の人形構造体を作ることにしました。
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実験で見本を制作。
アルミの針金を構造体にフォルモ(石塑ねんど)とスタイロフォームを使用しています。
 
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顔はスタイロフォームを削った上にちぎった和紙を水に浸し糊付けし、ボディはフォルモで造形した上から布テープでテーピングします。
衣類は和の折り紙で造形しながら両面テープで人形の上から形を整えつつ貼付けるスタイルです。
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ちょんまげ、耳や鼻は化粧用パフを眉毛はさみなどで形を整えボンドで接着。
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さっそく鬼が酒盛りをはじめています!
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構造体の制作はまずはここまで。
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絵コンテ作業
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各人形用にカッターなどで削り出ししたスタイロフォームの頭部に水に濡らした和紙を木工用ボンドを筆で塗りながら貼付けていきます。
スタイロフォームを使うのはカッター等で加工しやすいことと軽く仕上げるためです。
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衣装を和紙折り紙で制作中です。
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いっすんぼうしは旅立ちの準備ができたようです。
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鬼の大将もやる気満々です。
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他のメンバーもそろってきました。
関節可動のパペットたちがそろってきていよいよ撮影かと思うとわくわくしてきますね。
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オールキャストです。
一寸法師だけでも3体いますよ。
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セットを組みっぱなしにしておけない教室での撮影です。
毎回撮影セットを解体しなくてはなりませんので撮影にも工夫が要ります。
マルチプレーン撮影台でのコマ撮りとともに必然的にグリーンバックによる合成が多用されることになります。
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いっすんぼうしに襲いかかる鮭の切り絵パーツです。
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マルチプレーン撮影台でコマ撮りした映像をスクリーンにも写し、動きのタイミングなどを確認しながら連係プレイで撮影していきます。
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こちらはグリーンバックでパペットをコマ撮り中の様子です。


鬼の大将の合成前のコマ撮りムービー

サムライの動作と合成テスト
 
↓ ここからは仕上がったムービーからキャプチャーした画像です。
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コンポジット作業にはアニメラボの3年生にも協力してもらい、なんとか文化祭での上映にこぎつけることもできました…とさ。
めでたしめでたし。
 
 
 
 
 
 
 

「風神 雷神」Making

アニメラボ3年生の実験アニメーション授業で切り絵アニメーションを制作しました。
テーマは風神雷神図屏風からイメージして作業していきました。
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切り絵用のパーツ
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ミニマルチプレーン撮影台に切り絵パーツを配置
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大小のマルチプレーンを組み合わせて風神雷神が屏風から飛び出すシーンを撮影
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ムービーでは風の表現をサンドアニメで試みています。
合成用にグリーンバックで撮影しています。
全員が作業を見ることができるようにプロジェクターで投影しながらのコマ撮りです。
 
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雲の層で奥行き感を出すコマ撮りを試みています。
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関節の動く人形に切り絵パーツを貼付けてパペット状の風神雷神人形をつくりコマ撮りを試みました。
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ラップを風の表現に使えないか試行錯誤しながらの撮影です。
そんな実験からおもしろい表現の発見につながることがあります。
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ワクワクとコマ撮りの実験は続きます!