クロマキー合成テスト2


体験講座のカタチでクリエイティブラボの受講生と毎回素材を変えた実験アニメーション制作にトライしています。
どんな画面にするのかアイデアを出し合うディスカッションからはじめ、実習時間内でどこまで表現できるのか、毎回わくわくしながらチャレンジしています。
立体アニメに挑戦2回目です。
今回はコマ撮りするヒトガタ・キャラクターの追加制作と着色作業をし、クロマキー合成用にグリーンバックでのテスト撮影も再度行なってみました。
 
ヒトガタの制作作業風景
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塗料は針金にもよく塗れる水性のエナメル塗料です。
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こちらは黒に着色されたアルミ針金で作業しています。
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前回撮影したものに着色をしたキャラクターと新しく制作したキャラクターです。
 
クロマキー合成での画像の抜け具合はこんな感じ。
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これはモニターにグリーンを写し、緑に発光した画面の前でヒトガタをコマ撮りしています。
ステキに合成されてます。
 
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こちらはグリーンの布の前で撮影したものを合成しています。
なかなかイイ感じです。
バックのグリーン色を鏡のように反映してしまうアルミ針金の地色より、着色したほうが抜けが良いようです。
キャラクターにしっかり光の陰影を作れるような強めのライティングも重要な要素だなと気付かされた実験結果でした。
 
クロマキー合成のテストはUPしましたムービーの通り、照明などの撮影条件によって上手くいく場合とそうでもない場合が ありました。
もう少し研究して本番は少しでもよい環境で撮影してみたいと思います。
 
次回に続く!

撮影台をカスタマイズ中

今まで使っていた撮影台の骨組みをばらし、乗っていた5ミリ厚のガラス板も扱いやすいサイズにカットすることにした。
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アイデアラフ1
文章もあくまでアイデアメモ
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アイデアラフ2
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アイデア設計図
下の段にいくに従って有効画角が広くなります。
だいたいこんな感じにはできそうです。
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アイデア設計図のように組んでみました。
早速、棚用のガラスとカットの注文をしました。
猥雑な作業スペースをお見せしてスミマセン。。。汗

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撮影システムを上から撮ってみました。
下からの透過光の光源をどうしようか今もまだ思案中です。
一応、光源用の融通性のきくスペースは空けてあります。
今も進行中の撮影は小型マルチプレーン撮影台を置くスペースを確保して作業してます。
まだまだカスタマイズ中…

クロマキー・テスト撮影


体験講座のカタチでクリエイティブラボの受講生と毎回素材を変えた実験アニメーション制作にトライしています。
どんな画面にするのかアイデアを出し合うディスカッションからはじめ、実習時間内でどこまで表現できるのか、毎回わくわくしながらチャレンジしています。
体験講座もいよいよ立体アニメに挑戦です。
さっそく受講者皆で制作したヒトガタのアニメーションとクロマキー合成用にグリーンバックでのテスト撮影も行なってみました。
 
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ラフスケッチより
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まずはこのようなセットでアルミの針金を素材として制作した人形を使い、クロマキー合成の実験用素材撮りとアニメーションのテスト撮影をしてみました。
問題があるようならその都度カスタマイズしていくことになります。
うまくグリーンが抜けて別の背景と合成出来るのでしょうか…!!
今日の作業は此処まででしたが、針金のヒトガタもまだまだ進化する予定です。
次回に続く!
 
 
 

「北風と太陽」切り絵アニメーション


7月12日、文化学園大学で特別講師をさせていただきました。
「映像クリエイション基礎実習」ということで、デザイン・造形学科の1〜4年次生合同の演習•講義を担当させていただきました。
実習として、参加した学生といっしょに「北風と太陽」の切り絵アニメーションを撮影しました。
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北風のシーン
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旅人
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太陽のシーン
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アニメーション用の素材をマルチプレーン撮影台上に並べてみました。
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準備した素材を自作マルチプレーン撮影台で、複数の技法を組合せコマ撮りしていきました。
学生さんたちにも参加してもらい、解説を交えながらいっしょに作業し、ほぼ一時間半で素材の撮影ができました。
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休み時間で編集し、第二部の講義の頭に仕上がったムービーを皆で鑑賞しました。
その後、自分のショーリールを観てもらい、流れで学生時代の作品も観てもらいました。
学生さんたちからもたくさん質問をいただけて嬉しかったです。
質問にちゃんと答えられてたのか少し心配ではありましたがとても楽しい時間となりました。
 

キネティックサンド・アニメーション


『マル サンカク シカク』
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体験講座のカタチでクリエイティブラボの受講生と毎回素材を変えた実験アニメーション制作にトライしています。
どんな画面にするのかアイデアを出し合うディスカッションからはじめ、実習時間内でどこまで表現できるのか、毎回わくわくしながらチャレンジしています。
今回は透過光とキネティックサンドを素材として使用し「マル サンカク シカク」をテーマにアニメーションを制作してみました。
 
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動画はその場ですぐチェックすることが可能です。
 
 
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カエルのシーンです。
 
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マルからサンカク、 サンカクからシカクへとカタチがメタモルフォーゼしていきます。
 
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サンカクだけ撮影台の一段目の層に作ってありますので、二段目の層のマルとシカクより小さめです。
表示画面でそれぞれバランスよく配置されるよう工夫します。
表示された画像を確認しながらサイズを調整し、アニメートしていく楽しい作業となりました。