抜け落ちた古流の技

 
小走りで稽古場に駆け込もうとしたら、入り口前で袴のすそを雪駄で踏み、豪快に転けた。
いっしょに持ってた刀の鍔が曲がってしまった。
転んだ時の膝やひじも痛いけど、刀の破損が一番痛かった。。
平常心をこころがけ稽古をするもいろいろ思うところもあった。
鍔は自宅にもどってから道具を使いなんとか形を修正してみた。
兄弟子に見てもらいながら古流の稽古のおさらいをしたが、稽古不足を反省した。
せっかく習ったのに抜け落ちてしまった古流の技をもう一度身体にたたきこむ稽古をしっかりおこなうこと。
学校の仕事は春休み期間に入ったので身を入れて稽古にはげみたい。
 
 

パイプの男

フィギュア制作工程
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自作のイラストを元に立体化しました。
 
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フィギュアの設計図みたいなラフ。
 
いつもはフォルモを使いますが今回は同じ石塑粘土のラ・ドールを使用してみました。
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↑まだはりねずみくんが帽子にのってない状態の骨組み。
ここから針金で作った骨組みに雑紙を麻紐やたこ糸で絡め、粘土が食い付きやすいように構造体を作っていきます。
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構造体に粘土を付けて造形していきます。
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竹の割り箸をナイフで削り、自分でカスタマイズした粘土ベラで作業しています。
粘土離れもよく、細かい作業にもとても使いやすいです。
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正面からみた様子
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↑アイデアの元になったイラストとの比較。
雰囲気はなんとなく再現できてるみたいです。
はりねずみくんは擬人化キャラに変更しています。
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ここでだいたいの粘土作業が終わりましたので、撮った写真をフォトショップで加工し、どんな色を塗るかシミュレーションしています。
粘土が乾いた後のデザインカッターや彫刻刀などで削り出し整形、ペーパーがけ作業を経て、ベースにジェッソを塗ります。
下地にジェッソを塗っておくとうすい水彩塗りで重ねていく繊細な彩色表現も容易くなります。
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彩色作業スタート。
金や銀色も使用してます。
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はりねずみくんのアップ。
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全体のベース色作業が終わったところ。
さらに細密に色を塗って仕上げ作業を続けます。
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一応の完成です。
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台座にはアルミホイルを貼って反射光が顔面に照り返すようにしてみました。