パイプの男
フィギュア制作工程
自作のイラストを元に立体化しました。
フィギュアの設計図みたいなラフ。
いつもはフォルモを使いますが今回は同じ石塑粘土のラ・ドールを使用してみました。
↑まだはりねずみくんが帽子にのってない状態の骨組み。
ここから針金で作った骨組みに雑紙を麻紐やたこ糸で絡め、粘土が食い付きやすいように構造体を作っていきます。
構造体に粘土を付けて造形していきます。
竹の割り箸をナイフで削り、自分でカスタマイズした粘土ベラで作業しています。
粘土離れもよく、細かい作業にもとても使いやすいです。
正面からみた様子
↑アイデアの元になったイラストとの比較。
雰囲気はなんとなく再現できてるみたいです。
はりねずみくんは擬人化キャラに変更しています。
ここでだいたいの粘土作業が終わりましたので、撮った写真をフォトショップで加工し、どんな色を塗るかシミュレーションしています。
粘土が乾いた後のデザインカッターや彫刻刀などで削り出し整形、ペーパーがけ作業を経て、ベースにジェッソを塗ります。
下地にジェッソを塗っておくとうすい水彩塗りで重ねていく繊細な彩色表現も容易くなります。
彩色作業スタート。
金や銀色も使用してます。
はりねずみくんのアップ。
全体のベース色作業が終わったところ。
さらに細密に色を塗って仕上げ作業を続けます。
一応の完成です。
台座にはアルミホイルを貼って反射光が顔面に照り返すようにしてみました。
陶芸オブジェ
神奈川県にある『藤野芸術の家』の陶芸ワークショップに参加し制作しました。
ラフ画
..カタチにしてみました。
陶土による造形作業終了
上薬をかけて焼き上げてもらうまで時間がかかるということで、
あずけて帰宅しました。
これでも香炉のつもりなのです。
穴からけむりが雲みたいに出てくれたらラッキーです。
2ヶ月後…やっと焼き上がった作品が届きました♪
乾燥させてから素焼きして上薬をかけてまた焼いて…手間をかけてくださったのでしょうね。
焼き締ってサイズもひとまわり小さくなり、おいしそうなカレー色に仕上がっています。
偶然ですがこの日の晩ご飯はカレーライスでした♪(゚∀゚ )
当初香炉のつもりでしたが…
電球を仕込んだらかわいいライトスタンドにならないかな?とも思っています。