イベント準備

anime-soukai1307
日本アニメーション協会の年次総会と懇親会に参加してきました。
今年はイントゥ・アニメーション6という日本アニメーション協会主催のイベントがあります。
なので、自分も新作を出品すべく制作中です。
945026_398387273601254_1633259364_n
切り紙人形を少しずつ動かしコマ撮りしています。
satueidai201306
934936_398387280267920_1476641324_n
こんなカタチでも一応撮影台として機能しているのです。
1000690_398387293601252_131941074_n
関節可動の切り紙の人形です。
これを少しずつ動かしてコマ撮り撮影していきます。
グリーンバックなのは後でPCで背景と合成するためです。
1044973_398387270267921_2046504931_n
まだ切り抜く前のパーツたちです。
1044974_398387330267915_1903623510_n
映像編集ソフト上で画面を合成していきます。
このようなスタイルでショートアニメーションを制作します。
 

Pocket Kingdom

pocketKingdom
ラフ画 1
スケッチブックに2Bえんぴつでラフスケッチ。
pockekin-raf02
ラフ画 2
スキャンしてぺインターで着彩してみる。
pockekin-raf03
ラフ画 3
フォトショップで色調補正などもしてみる。
この段階でクライアントからOKが出る。
技法や仕上げはどうするのか話しをつめる。
可能な限りアナログで、ということで油絵で作業することに決まる。
仕上げは油絵をスキャンしたものに色調補正など極力手を加えない方向で。
 
pockekin-raf01
ラフ画 4
代わり映えしないけど別のラフ
ぺインター&タブレット
 
12.22sennga-raf
下書き
油絵用キャンバスに直接描くため下書き。
この段階でほぼ構図がきまる。
 
12.22sitaji-nuri
キャンバスに油彩 1
画に空気感が出るようにターナー風にイエローウオーカー、バーミリオンなどの暖色系のグリザイユ技法で空間を作っていく。
キャンバスは変形サイズのP12号
 
poke-kin12.25
キャンバスに油彩 2
グリザイユから実際に響きあう色も着彩しはじめる。
この段階では影の中の色を描いている。
 
pk-1.15
キャンバスに油彩 3
作業を早めるためにアクリル絵の具も併用し始める…
 
p-k1.18
キャンバスに油彩 4
乾きの早いアクリル系絵の具に切り替え、油彩の上から描き足していたが、発色がおちたため技法の変更を余儀無くされる。
油彩ならではの空気感とテクスチャーがかろうじて残っている今のうちにアナログ作業はきりあげデジタルに移行することに。
 
pokekin1.22
デジタル作業1
A3スキャナーで画面を2分割しデジタルデータとして取り込みフォトショップで合成、構図を整えたところ。
最終出力形態がA2サイズのポスター&製品版のパッケージということなので400dpiの解像度で取り込む。
 
pokekin1.23.02
データが大容量になるのでサクサク作業するためにも工夫が必要となる。
 
pokekin1.24-05
デジタル作業2
太陽の光によってその世界を判別する印象を演出したくてコントラストを強めに調整してみる。
ぺインターで着彩。
 
 
P-K
完成
k01320
部分拡大
Nokia N-GAGE用ゲーム、『Pocket Kingdom : Own the World』(セガ)の欧州向け販促ポスター&製品版パッケージ用原画の制作過程です。

パイプの男

フィギュア制作工程
paipu001
 
自作のイラストを元に立体化しました。
 
paipunootoko
フィギュアの設計図みたいなラフ。
 
いつもはフォルモを使いますが今回は同じ石塑粘土のラ・ドールを使用してみました。
paipu01
↑まだはりねずみくんが帽子にのってない状態の骨組み。
ここから針金で作った骨組みに雑紙を麻紐やたこ糸で絡め、粘土が食い付きやすいように構造体を作っていきます。
paipu02
構造体に粘土を付けて造形していきます。
paipu03
竹の割り箸をナイフで削り、自分でカスタマイズした粘土ベラで作業しています。
粘土離れもよく、細かい作業にもとても使いやすいです。
paipu04
 
正面からみた様子
paipu05
↑アイデアの元になったイラストとの比較。
雰囲気はなんとなく再現できてるみたいです。
はりねずみくんは擬人化キャラに変更しています。
paipu06
ここでだいたいの粘土作業が終わりましたので、撮った写真をフォトショップで加工し、どんな色を塗るかシミュレーションしています。
粘土が乾いた後のデザインカッターや彫刻刀などで削り出し整形、ペーパーがけ作業を経て、ベースにジェッソを塗ります。
下地にジェッソを塗っておくとうすい水彩塗りで重ねていく繊細な彩色表現も容易くなります。
paipu07
彩色作業スタート。
金や銀色も使用してます。
paipu08
はりねずみくんのアップ。
paipu09
bf986b4045380a075e830b8c86bb31d2
全体のベース色作業が終わったところ。
さらに細密に色を塗って仕上げ作業を続けます。
paipu10
paipu11
paipu12
一応の完成です。
paipu002
台座にはアルミホイルを貼って反射光が顔面に照り返すようにしてみました。

陶芸オブジェ

 
神奈川県にある『藤野芸術の家』の陶芸ワークショップに参加し制作しました。
kouro-skech
ラフ画
kouro
..カタチにしてみました。
陶土による造形作業終了
上薬をかけて焼き上げてもらうまで時間がかかるということで、
あずけて帰宅しました。
これでも香炉のつもりなのです。
穴からけむりが雲みたいに出てくれたらラッキーです。
tougei01
2ヶ月後…やっと焼き上がった作品が届きました♪
 
tougei02
tougei03
乾燥させてから素焼きして上薬をかけてまた焼いて…手間をかけてくださったのでしょうね。
焼き締ってサイズもひとまわり小さくなり、おいしそうなカレー色に仕上がっています。
偶然ですがこの日の晩ご飯はカレーライスでした♪(゚∀゚ )
当初香炉のつもりでしたが…
電球を仕込んだらかわいいライトスタンドにならないかな?とも思っています。