マルス胸像

授業で学生といっしょに描いたデッサンです。
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軍神マルス ギリシャ石膏像

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スケッチブックにエスキース
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構図を考えながら輪郭取り
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トーン表現
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感動をどう表現するか意識する
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空間表現を試みる ここまでで9時間
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時間切れで一応の完成 計11時間
 

T市居合道聖大会

 
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昇段前の段位で申し込みした大会だったので二段の部での参加でした。
自分が参加するトーナメントでは最初の第一試合からの出場だった。
同門の兄弟子I氏の大人なジョークにこころをほぐしてもらえたが、試合直前というのはかなり緊張する。
試合会場でいざ本番という時に同じ会場の直前まで行なわれていた小学生の居合演武が目に入る。
数々の居合の大会で見かける評判の小学生の兄と妹の演武だった。
のびのびとした、それでいて所作の美しい大人顔負けの演武が目の前で展開されていた。
「なんていいんだろう!」
思わず、この少年少女の凛とした演武に感動している自分がいた。
すがすがしい良いモノを見せてもらった気分。
彼らの演武後、すぐに自分の演武がはじまった。
おかげでなにかがふっきれて自分の演武に入ることができた。
三回戦まで勝ち進み、ベスト8までいきましたが準々決勝で敗退。
準々決勝で自分に勝った人が優勝でした。
昨年の同じ大会で二回戦で対戦し自分に勝った人が三段の部で演武しているのを見た。
昨年より格段に良い演武をされていた。
こういうことが刺激というか励みになるのだなと思う。
次回は11月の関東甲信越大会、こんどは昇段したので三段での参加になる。
次も頑張ろうという気持ちになる。
八段藩士F先生が閉会の辞でおっしゃっていたことば。
「刀との対話が無い演武が目立つ。刀は道具であると共に自分のこころを映す鏡、よく刀と対話してほしい。そして刀のこころを理解してほしい。
どこがモノウチで反りは何度の角度があるか、刀は竹刀を使う剣道のように叩いても切れない。モノウチが切る部位に当たると同時に引き切らねばならない。
仮想敵のどの部位を切っているのかしっかり想定しながら刀は遣われねばならない。そのためには手の内をしっかり訓練しなければならない。これを意識しながら日頃の修練を行なってほしい。」
道具としても鏡としても遣えるものも遣えてないし対話がまだまだ足りてないんだなあ。
気剣体の一致とは自分の気構え(精神)と実力(技)とそのこころを体現した身体ですっくとその場に立つ姿だ。
決して実力以上に見せようとする虚飾のスガタではなく、心の揺れなくふだんのまま、誠実にバランスのとれた自分で魅せるという表現と自分は受け止めてみた。
他と比べて見劣りする部分に振り回されず、今の自分のままにバランスをとってみる。
自分の中心はどこか知っている、それがダメならダメなりの強みとなる。
そしてそのことが潔ぎのよい魅力となる。
修業の深さが見て取れるという言葉の意味をかみしめているところだ。
 
 

Y師匠の帰国

 
全剣連の昇段審査のお役目のため、Y師匠がハワイから帰国された。
そしてこの日の夕方、小学校体育館での稽古にも顔を出された。
5月1日の稽古以来なので4ヶ月半ぶり。
稽古に来ていたお弟子たちみんなとハグされたりして、とても嬉しそうだった。
少しスリムになり健康的に日焼けもされていた。
『みんなすごくうまくなってる!わたしがいないほうがいいみたい♪』
いえいえとんでもない!つい、そうみんなでリアクションしてしまう。
お元気そうでなによりと皆で喜んだ。
稽古中もいっぱいダメ出ししていただく。
やはりY師匠が稽古に参加されると活気が出て良いなあ。
 
 
 

居合道講習会

 
全日本剣道連盟主催の居合道五段以下講習会に参加しました。
睡眠時間が2時間だけだったのでバテ気味だった。
同門のI氏に車でK立駅スタバ前まで迎えにきていただいた。
K氏とY氏もいっしょだ。
K立を8時にひろってもらい講習会会場のT野川体育館に着いたのは8時40分頃。
日曜の朝の都心方面はすいすい運行できて予想以上に早い到着。
午前中は各段位に分かれて個別の先生がついて講習会がおこなわれた。
全員で200人以上は参加していたろうか。
無段から初段の部、二段の部、三段の部A班、三段の部B班、四段の部、五段の部に別れて講習を受けた。
自分の受けた二段の部で20人くらいの参加だった。
その半数以上がこの9月19日に三段の昇段審査を受けるらしい。
本日の担当の先生は無外流のI先生でした。
審査の要点や審査員がどこを観ているのかの着眼点などの説明がある。
居合は礼に始まり、礼に終わる。
刀礼がきちんとできていなくてははなしにならない。
日本文化の伝承という点でも、居合道では作法が重要視されるので、着装の乱れも厳しくチェックされる。
そして各技の理合を理解し、正確に技を演武する。
敵の攻撃に即応できるよう各技は最小限の動作で実効性があるように練り上げられている。
その理合をしっかり理解することが大事。
目付けは仮想敵を想定し、その攻撃に対応する形で各技を練り上げていく中で磨かれるべき。
つぎに体さばきも重要。
身体が向こうとする方向に正対するように腰の入った動きをすれば自然に足もついていく。
いつどんな攻撃を受けても即対応できるような隙の無い所作を技の流れの中でも体現できるように練り上げること。
刀の勢いだとか見栄えのほうに気をとられがちではあるが、手の内を含めた剣さばきは重要度としては最後で良い。
理合にもとずいた体さばきをしっかり意識しながら刀を振っていれば、稽古が深くなるほどに自ずと無理なく剣の勢いは増してくるはずだと。
着装→刀礼→技の正確さ→目付け→体さばき→剣さばきの順で重要視して稽古をこころがけること。
※あくまで三段審査においてはという注意つき。
四段、五段になるとまた別の深い着眼点で修業の深さを試されるということでした。
午後は制定技の説明の続きと平行した稽古の後、5人ずつ指定技を設けての模擬審査を行なった。
今回は稽古よりも各技の要点と理合の解説に多く時間を費やされた講習だった。
最後は全ての参加者が各段位ごとに順に全員の前で演武。
二段は制定十二本から奇数の技六本を演武した。
大勢の前で演武しても動揺したり息が乱れたりもなく、だんだん上がらなくなっていることを実感できた。
それなりに大会や審査、そして講習会と少しずつでも場数も踏んできたおかげだろうか。
これは収穫かと思う。
朝9時半から午後4時まで実技講習を受けたわけですが、今回は500ミリリットルのペットボトル4本分、なんと2リットルもの水分補給をしてました。
帰りは落雷付きの超土砂降りとなりI氏に自宅前まで送っていただき本当に助かりました。感謝。
前回の真夏にも同じ講習会に参加しましたが、その時は汗をかきすぎて大変な思いをしました。
刀をさした帯が汗でびしょぬれになると、スムーズに鞘引きできなくなるのです。
鞘引きできないと刀が鞘からすんなりと離れませんから、怪我の恐れもあるわけです。
なので、今回はボディシェイプウエストシェイパーなる秘密兵器(サウナ効果のある腹巻きw)を腹部に巻いていきました。
おかげで帯は汗で濡れなくて、しかもお腹まわりにとくに発汗効果がありメタボ挽回に一石二鳥と喜んだのですが、たいして体重の変化はありませんでした。
それより帰宅後速攻で発泡酒2本をたいらげ、ご飯もおいしくてつい食べ過ぎたので元の木阿弥だったかも…でした!!
 
 
 
 

稽古

 
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またまた仕事が稽古日とかさなり稽古が出来ずにいた。
やっと昨日の水曜の夕方からの稽古に参加できた。
二度ほど通し稽古した後、昇段審査に向けての検証用にムービーを撮る。
刀を振りかぶるときも腕だけの小さな振りになりがち。
なのでどうしても切り下しが貧弱になってしまう。
振り下ろした切っ先がどうしてもぐらつくのだ。
刀を振りかぶった時に振りかぶった刀の下に身体ごと入れ込む感覚で腰を入れて切り下ろすのだと四段のSさんに指摘していただく。
なるほど。
※画像はムービーからキャプチャーしました。
 
 

牛骨 1

授業で学生といっしょに描いたデッサンです。
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メインモチーフの牛骨を鏡面加工の鉄球と共に目に優しい対比となるよう赤紫色の布の上に置いてみました。
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B3サイズ画用紙に鉛筆でほぼ6時間作業の段階。
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作業時間が終了したので一応の完成。ここまででほぼ8時間。

暑い!

 
兄弟弟子からあずかった刀の鯉口の修理はなんとか済ませることができてホッとしました。
今日の午後からの居合の稽古はとにかく暑かった。
稽古場の小学校の体育館の室温は36度でした。
兄弟子に制定12本をチェックしてもらいながら稽古できました。
今日の稽古のポイントは受け流しから振りかぶって切り下ろすまでのタイミングでした。
一週間に1回がやっとなので、稽古に参加できる時間がなかなかとれないのが残念なこと。
まだまだ切り下ろした時の切っ先がぶれるので、せめて自宅での素振りはしっかりやっておきたい。
三時間の稽古中ペットボトル三本分くらいは水分を補給してました。
凍らせたペットボトルを持参するなど、もっと熱中症対策を考えよう。
炎天下のグランドでは小学生の野球チームが練習してました。
途中3時頃にスプリンクラーでグランドに水を放水しはじめたおかげで、ちょっとだけ涼しい風が僕らが稽古する体育館にも吹いてきました。
野球少年たちも噴き出す水にキャイキャイ喜んでました。
暑さも吹っ飛ぶ瞬間、ほほえましい光景でした。
さあて、明日中には免許更新しなきゃいけません!
あと、地デジ化にむけての録画対策もまったく準備できてない!
ギリギリ…いつもギリギリしてます。
さっさと雑事を済ませたいと思います。
なにごとも前倒しでいきたいもんです。
 
 

カレーの想い出話

昨晩はカレーをつくった。
タマネギを1時間以上炒めたし、隠し味もイロイロ。
娘に食わすオヤジカレーでした。
娘にチチの味付けスキと言われてご満悦でした♪
そんなこだわりのカレーをつくってみたのだけど、僕が子どもの頃に食べたカレーの想い出話を少々。
僕が小学生のころは呼び方もライスカレーという説とカレーライスという説に別れて定期的にバトルが勃発していた。
僕はカレーライス派だった。
ライスカレーという言い方は当時でもなんともジジ臭い香りがした。
カレーライスと言えば当時のお誕生日会の御馳走ときまっていた。
友だちの家のカレーを食べるのは不思議な体験だった。
どこの家でもだいたい使用されてるのはハウスのバーモンドカレーのルーだった。
林檎と蜂蜜トロ~リとけてるアレである。
なのにどこの家のカレーも味が違うのである。
ナニが違うのか?!
なぜかみんな確信を得たように自分の家のカレーがだんぜん旨いと思っていた。
どうやら具の大きさによって大きく味も変わるように思われた。
じゃがいも一個をざっくり4つに切ったくらいの大きさ、にんじんもごろごろでっかくぶつ切りの家や我が家のように最低でもジャガイモ16分割以上、にんじ んもそうとうに細切れになっている。タマネギも融けてカタチが分からないくらいが我が家のスタイルなのだが、ある時決定的なことに気がついた。
一人っ子家庭のカレーの具は大きくて、4人兄弟で子だくさんの貧乏だった我が家のように競争率の高い食卓では、カレーの一杯にも具材がちゃんと行き渡るように細切れになっている。
そういう母親の作戦だったのではないか?
一人っ子の家庭のカレーの決定的だったのは肉の塊がごろんと入っていたことだった。
これは衝撃だった。
我が家では豚コマをさらに細切れに切っていた。
カレーが多いのがカレーライスで、ご飯メインなのがライスカレーとか、どうでもいいが、そう…ある時点で気がついた。
そんな感じ。
ウチよりもっと子だくさんだった家庭では具が分からなかったくらいだ。
これはヒエラルキーの差だったのか、エンゲル係数の問題だったのか!
そういえば、カレーライスと言いはっていた子の家のカレーは具が大きかった気がするのだ。
しかも、カレーをごはんが見えなくなるくらいその友だちのお母さんはかけてくれた。
ライスカレー派の友だちはその大盤振る舞いにびっくりしていた。
そのライスカレーな友だちの家では、カレーをかけるときもご飯がおさらに半分以上見えるようにかけなければならないという涙ぐましいルールまで存在していた。
つまり少ないカレーでご飯を多めに食べなさいという掟!
ライスカレーとはそういう意味だったのか。。
カレーから垣間見える各家庭の食卓の実状。
それでも我が家のカレーが一番うまいとみんな思っていた。
それぞれのヒエラルキーが反影された家庭の味がするカレーを我が家の誇りとしてみんなきっと想っていたんだろうな。
だれかの誕生会にお呼ばれするたびに、カレーなるバトルは勃発した。
ウチのカレーがうまいのはなぜか!と熱く語るバトルは尽きなかったのでした。