ラフ画 1
スケッチブックに2Bえんぴつでラフスケッチ。
ラフ画 2
スキャンしてぺインターで着彩してみる。
ラフ画 3
フォトショップで色調補正などもしてみる。
この段階でクライアントからOKが出る。
技法や仕上げはどうするのか話しをつめる。
可能な限りアナログで、ということで油絵で作業することに決まる。
仕上げは油絵をスキャンしたものに色調補正など極力手を加えない方向で。
ラフ画 4
代わり映えしないけど別のラフ
ぺインター&タブレット
下書き
油絵用キャンバスに直接描くため下書き。
この段階でほぼ構図がきまる。
キャンバスに油彩 1
画に空気感が出るようにターナー風にイエローウオーカー、バーミリオンなどの暖色系のグリザイユ技法で空間を作っていく。
キャンバスは変形サイズのP12号
キャンバスに油彩 2
グリザイユから実際に響きあう色も着彩しはじめる。
この段階では影の中の色を描いている。
キャンバスに油彩 3
作業を早めるためにアクリル絵の具も併用し始める…
キャンバスに油彩 4
乾きの早いアクリル系絵の具に切り替え、油彩の上から描き足していたが、発色がおちたため技法の変更を余儀無くされる。
油彩ならではの空気感とテクスチャーがかろうじて残っている今のうちにアナログ作業はきりあげデジタルに移行することに。
デジタル作業1
A3スキャナーで画面を2分割しデジタルデータとして取り込みフォトショップで合成、構図を整えたところ。
最終出力形態がA2サイズのポスター&製品版のパッケージということなので400dpiの解像度で取り込む。
データが大容量になるのでサクサク作業するためにも工夫が必要となる。
デジタル作業2
太陽の光によってその世界を判別する印象を演出したくてコントラストを強めに調整してみる。
ぺインターで着彩。
完成
部分拡大
Nokia N-GAGE用ゲーム、『Pocket Kingdom : Own the World』(セガ)の欧州向け販促ポスター&製品版パッケージ用原画の制作過程です。
モリエール
袋竹刀で習う
第49回東京都居合道大会
三賢猿 フィギュア
見る猿 聞く猿 言う猿
精神保険研究所の「精研だより」のマスコットキャラクター三賢猿フィギュアを制作しました。
http://www.ncnp.go.jp/nimh/index.html
トルソ制作
沈む稽古
切り下ろした後、身体の中味ごと沈ませる。
身体の中心からの落下で切る。
中味が沈む感覚、身体の使い方が分かっていくから楽しい。
沈む稽古で落下というゴールをめざす。
四股(しこ)を踏む感覚や、グライダーで滑空する感覚を比喩にI師匠は身体を使ってレクチャーしてくださる。
筋トレではなく、落下する身体を手に入れるのが一つのゴールなのだと。
頭で理解するのが難しいと思っても、身体で理解できることは『できた!』という感覚で分かるものなんだなという気付きをあたえてくださる。
なるほど「わかるということはこういうことなのか」と。
その感覚をたよりに体術として自分を修錬していく。
しかし、理解したと思う先からすり抜けていく性質の覚りなので、雪がしんしんと降り積もるように自分の稽古を積んで身体に覚え込ませ、再現性の高い術にまで昇華させる必要がある。
表現すること、絵を描くこともきっと同じなんだよね。。